【投資信託】ドルコスト平均法?一括投資?口数一定購入?購入手法のシミュレーション

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かば旦那(@kaba_danna)です。

投資信託の積立を始めたときにドルコスト平均法がいいと聞いたけど
本当に自分に合っているのかなと思ったことはありませんか。

その結果がわかるのは実際に積立を始めてから10~20年後です。

本記事では、3つの方法による投資信託の購入方法のシミュレーションをし、
その結果について書きます。

この記事をよむことで、自分に合った投資方法について知ることができます。

結果としては、
リターンについては逆転すること場合もありますが、おおむね以下の通りとなります。

リスク(投資期間中の上下幅)
一括投資>口数一定購入≒ドルコスト平均法

リターン
一括投資>口数一定購入≒ドルコスト平均法

それでは詳しく見ていきましょう。

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投資信託による投資とは

投資信託は1万口あたりの基準価格が変動します。

保有投資信託額は以下のようにあらわされます。
保有投資信託額=基準価格x口数÷10000

基準価格の変動により、保有投資信託額が変動します。
基準価格が上がれば儲かり、下がれば損をします。

各投資方法について

一括投資

一括投資とは投資をはじめる段階で投資資金を一括で投資する方法です。

一括投資には、投資を始めるタイミングでまとまった投資資金が必要となります。
開始時に一括で購入するのみですので、その後は何もすることはありません。

口数一定購入

口数一定購入は一定口数を一定のタイミングで購入する方法です。

購入投資信託額=購入時の基準価格x一定口数÷10000

となるので、購入時の基準価格に合わせて購入額は上下します。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法は投資信託を定額で一定のタイミングで購入する方法です。

購入投資信託額(一定)=購入時の基準価格x口数÷10000

となるので、基準価格が上がれば口数は減り、基準価格が下がれば口数は増えます。
これが、投資信託の積立購入をするときに言われる
高いときは少なく、安いときにたくさん買う」ということです。

かば旦那
かば旦那

ドルコスト平均法は

投資信託を始めるとすすめられる投資方法ですね

購入手法のシミュレーション条件

投資金額:240万円
投資期間:20年

投資信託の基準価格は4種類のデータを作成しました。
(エクセルでランダムで作成)
投資開始時は基準価格1万円としています。

評価額=投資信託保有額+投資していない残りの金額
として示します。

シミュレーション回数は10回とします。

一括投資

投資開始段階で240万円分購入
投資期間20年放置

口数一定購入

毎月1万口購入
投資期間で240万円投資信託を購入したら、そののちは購入しない。
240万円を毎月投資信託に変えていきます。

ドルコスト平均法

毎月1万円購入
投資期間20年で240万円を購入する。
240万円を毎月投資信託に変えていきます。

購入手法のシミュレーション結果

10回シミュレーションを行った結果が以下のようになります。

リターンについて

年平均リターンについては以下のようになりました。

平均
一括投資
〔%〕
15.16.10.22.7-0.121.83.21.09.57.96.74
口数一定
購入
〔%〕
10.60.61.53.0-3.012.9-2.12.17.28.34.11
ドルコスト
平均法
〔%〕
9.71.02.73.4-2.910.5-1.43.28.811.34.63

リスク(変動幅)

リスクについては以下のようになりました。
リスクは評価額の年上昇割合の標準偏差を示しています。
値が大きい方が変動の幅が大きくなり、評価額の上下が大きいことを示します。

平均
一括投資
〔%〕
2420182634192525233424.8
口数一定
購入
〔%〕
121581226151711121714.5
ドルコスト
平均法
〔%〕
1111101223131313132314.2

次から特徴的な基準価格の推移の場合について細かく見てみましょう。

結果1:右肩上がりのとき

右肩上がりの基準価格の推移は以下のものを準備しました。

それぞれの購入方法での結果は以下の通りとなります。

一括投資で投資した場合が20年後の評価額としては一番高くなっています。

そして、ドルコスト平均法と口数一定購入がほぼ同じ評価額となっています。

結果2:投資期間に一時的に基準価格が上昇したとき

投資期間に一時的に基準価格が上昇したときの基準価格の推移は以下のものを準備しました。

それぞれの購入方法での結果は以下の通りとなります。

一括投資で投資した場合が20年後の評価額としては一番高くなっています。
また一括投資の場合の評価額の上下の幅が大きくなっています。

ドルコスト平均法と口数一定購入はほぼ同じ評価額となっています。
また、ドルコスト平均法と口数一定購入では、
ドルコスト平均法の方が評価額の上下の幅が小さくなっています。

結果3:投資期間に一時的に基準価格が下落したとき

投資期間に一時的に基準価格が下落したときの基準価格の推移は以下のものを準備しました。

それぞれの購入方法での結果は以下の通りとなります。

一括投資で投資した場合が20年後の評価額としては一番低くなっています。
また一括投資の場合の評価額の上下の幅が大きくなっています。

ドルコスト平均法の場合が20年後の評価額としては一番高くなっています。
これは基準価格が下がったときにドルコスト平均法ではたくさんの口数を購入しているからです。

結果4:投資期間に基準価格が上下したとき

投資期間に一時的に基準価格が下落したときの基準価格の推移は以下のものを準備しました。

それぞれの購入方法での結果は以下の通りとなります。

3つの方法で、20年後の評価額はほぼ同額となりました。

しかし、投資期間20年の評価額の上下の幅は一括投資の場合が高くなっています。

購入手法のシミュレーションまとめ

今回は購入手法による違いをシミュレーションしてみました。

結果としては、
リターンについては逆転すること場合もありますが、おおむね以下の通りとなります。

リスク(投資期間中の上下幅)
一括投資>口数一定購入≒ドルコスト平均法

リターン
一括投資>口数一定購入≒ドルコスト平均法

一括で投資した方が大きなリターンが得られる可能性が高いです。
特に優良な投資信託を購入する場合は、一括で投資してもいいかもしれません。

投資の初心者のための投資信託の選び方の注意点

しかし、これは20年投資信託を保有していた場合です。
一括で投資した場合は20年どんなに下がっても売らないことを前提としているので、
心穏やかではいられないかもしれないです。

その点からすると、やはり投資を始めたばかりのときは
値動きに慣れるためにも、ドルコスト平均法で投資をするのがいいと思います。

ではでは。。。

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コメント

  1. こんにちは!
    こうやって、シミュレーションしてもらえるとイメージしやすくて良いですね😊
    断片的に切り取ったシミュレーションでは無いところも信憑性が高くて、とても記事全体の信頼感が高くなると感じました◎