かば旦那(@kaba_danna)です。
貯金から投資へという言葉が近年よく耳にすることが多いと思います。しかし、投資をするにも、投資には大きなお金が必要というイメージがあってなかなか手が出せないという方も多いと思います。
通常国内の株を購入しようとすると、1単元(100株や1000株)からの購入となるのですが、単元未満株であれば、1株から購入ができ、通常であれば数万円~数百万円必要なところ、単元未満株であれば、数百円~数万円で様々な株が購入できます。
一番のオススメは下の記事のつみたてNISAを利用した投資信託の積立てですが、つみたてNISAは年間40万円までという制限があるため、年40万円を超える投資については、少ない金額から投資ができる単元未満株での投資がおすすめです。
単元未満株は様々な証券会社で行われています。単元未満株の一番の弱点は手数料が高くなる場合が多く、手数料で損してしまう可能性があります。
SBI証券では、売却時には手数料がかかりますが、購入時の手数料は無料ので、一度購入したら、売却を基本しない、長期投資と相性がいいです。そのため、売却をあまり行わない配当金を長期的に得ることを目的とした高配当投資にオススメです。
今回は、SBI証券で単元未満株(S株)を購入する方法を紹介します。
SBI証券で高配当の単元未満株の購入がおすすめの理由
単元未満株は様々な証券会社で行われています。単元未満株の一番の弱点は手数料が高くなる場合が多く、手数料で損してしまう可能性があります。まずは、各証券会社との手数料の比較をします。
各証券会社の手数料比較
各主要ネット証券会社の単元未満株の手数料は以下のとおりです。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | マネックス証券 | 松井証券 | SBIネオモバイル証券 |
買付手数料 | 0円 | 不可 | 0.5% | 0円 | 0円 | 0円 |
売却手数料 | 0.55% | 買取請求 のみ | 0.5% | 0.55% | 0.55% | 0円 |
最低手数料 | 55円 | 330円 | 52円 | 売却時のみ52円 | – | – |
備考 | – | – | – | – | 月額220円 (Tポイントを 200ポイント キャッシュバック) |
ネット証券では、各社手数料に大きな差はないです。その中でSBI証券をオススメする理由を以下に書きます。
同じ証券会社でつみたてNISAも可能でポイントも獲得しやすいSBI証券がおすすめ
SBIネオモバイル証券が手数料無料で魅力的ですが、つみたてNISAやNISA口座を開くことはできません。今回紹介する単元未満株もおすすめですが、それ以上につみたてNISAでの投資信託の積立がおすすめです。
SBIネオモバイル証券を利用して単元未満株を購入し、さらにつみたてNISAを利用した投資信託の積立を行いたい場合、積立てNISA対象の別の証券会社で口座を開設する必要があります。
また、SBI証券は他証券会社と比較しても、ポイントを獲得しやすい証券会社です。また、ポイントを利用したポイント投資についても積極的です。
SBI証券での単元未満株(S株)の購入方法
ここではSBI証券での単元未満株の購入方法について書きます。今回はSBI証券の口座を保有していることを前提とした説明となります。
パソコンでの購入方法
パソコンサイトでの購入方法は以下のとおりです。ここではSBI証券の口座を開設している方への説明となります。
SBI証券の口座開設がまだの方はこちら>SBI証券- SBI証券のサイトにアクセスし、ログインする
- SBI証券のサイトの上部の株価検索で購入したい株の検索を行う
- 検索一覧から銘柄を選択
- 現物買を選択
- 単元未満株注文をクリック
- 株数、単元未満株(S株)取引ルール(基準となる市場及び取引時間等)に同意するにチェック、取引パスワードを記入し注文確認画面に移動し、購入
携帯アプリでの購入方法
携帯アプリでの購入方法は以下のとおりです。
- 「SBI 株アプリ」をGoogle playまたはApp Storeから無料ダウンロード
- 「SBI 株アプリ」にログイン
- 右下の銘柄検索をタップ
- 購入したい株の検索を行う
- 右上の取引をタップし、現物買をタップ
- 右上のS株の欄にチェックを入れる
- 株数、単元未満株(S株)取引ルール(基準となる市場及び取引時間等)に同意するにチェック、取引パスワードを記入し注文確認画面に移動し、購入
SBI証券で単元未満株(S株)を購入するときの注意点
ここではSBI証券で単元未満株(S株)を購入するときの注意点について書きます。
注文はいつでもできるが、購入/売却タイミングは1日に3回
SBI証券では注文はいつでもできます。しかし、実際の購入や売却のタイミング(約定タイミング)は各営業日で1日に3回です。その3回は具体的には9:00、12:30、15:00です。詳細は以下の表をご確認ください。営業日でない日は翌営業日の9:00となります。
注文時間 | 0:00~7:00 | 7:00~10:30 | 10:30~13:30 | 13:30~24:00 |
約定タイミング | 9:00 | 12:30 | 15:00 | 翌営業日9:00 |
指値(値段指定)で購入/売却できない
通常の単元ごとの購入であれば、指値(値段指定)での購入/売却ができますが、実際の購入や売却のタイミング(約定タイミング)は各営業日で1日に3回となるため、指値での購入ができません。そのため、自分が想定していた株価よりも高い株価での購入となったり、安い株価での売却となる場合があります。
株主優待目的やデイトレードにはむかない
単元未満株(S株)では株主優待目的やデイトレードには向きません。まず、株主優待についてはほとんどの株主優待のある銘柄で1単元(100株)以上の保有で設定されていることが多いためです。また、デイトレードについては、購入や売却のタイミング(約定タイミング)は各営業日で1日に3回となるため、タイミングを計った取引ができませんし、売却時の手数料が大きいため、手数料負けします。
売却時は手数料がかかる
SBI証券で単元未満株を購入する場合、購入は手数料がかかりませんが、売却時は手数料がかかります。しかも、その売却手数料が高いため、売却する場合はかなり大きな利幅がないとマイナスとなる可能性が高いです。
SBI証券での単元未満株(S株)の購入方法まとめ
今回はSBI証券で単元未満株(S株)を購入する方法を紹介しました。
通常国内の株を購入しようとすると、1単元(100株や1000株)からの購入となるのですが、単元未満株であれば、1株から購入ができ、通常であれば数万円~数百万円必要なところ、単元未満株であれば、数百円~数万円で様々な株が購入できるため、メリットは大きいです。
購入/売却タイミングが限られるうえに、売却時の手数料が高いことから、短期での売買に向かず、長期での保有を基本とした高配当株の長期投資に向いています。
小額から株式投資を始めたい場合は一つの候補となると思います。
単元未満株(S株)を購入するまえにつみたてNISAを利用した投資信託の積立ての方がオススメですので、まずは、つみたてNISAを利用した投資をご検討ください。
ではでは。
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